デューン 砂の惑星 PART2 感想

DOLBY CINEMAで観てきました。

 ・画と音の圧が強かったのでリッチな環境で観て正解でした。

 

砂の惑星を映した画。

  ・同じ様相を見せない砂漠と、生きるものとしてはサンドワームが最大にして最強の異様な環境相と、剣と軍艦とそしてミサイルとミクロとマクロで武骨な武器の数々。

  ・白と黒の光線のコントラストが強い色彩。

  ・決まっている構図の数々。

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   ・このCM冒頭にあるような爆発を背景にたなびくマントと背中を魅せるとか、ありとあらゆるものと人とを使って丁寧に気持ちよく格好良い場面を惜しみなく最初から最後まで出してくれます。

 

・音の圧。

 ・BGMの強い鳴らし方は相変わらずのもの。

 ・なんども繰り返されるサンドワームを呼ぶ音と振動が生命の鼓動となっているように、環境音の使い方も見事。

 

・結果として良い画が良い音で満たされるという幸せなものを享受出来続けました。

 ・逆に逃げ場がないので疲れる感じもあったりなかったりしますが。

 

・シナリオ。

  ・ストレートに神話的な貴種流離譚

  ・策謀が繰り広げられながら人と国が興亡していくダイナミズムがあり、その底には流れは結局は予言と運命のままだいう無常さが漂っています。

  ・あとは未来でテクノロジーが発達した先で、決闘とか物理的な剣とか騎士が活躍する余地があるいにしえのロマンチシズムで味付けられています。

  ・これはこれで味があって良く、好きか嫌いかで言えば大好きです。

 

・パート3も脚本作成中とのことで楽しみにしています。