・公開初日にレイトショーで観てきました。
・夢枕獏の小説は大好きですので。
・事前情報をほとんど集めていなかったので入場したら特典でCLAMPの絵を渡されて驚きました。
・お金と人をかけた特撮B級スペクタクルでした。
・原作の空気とはまあまあ違いますが、そういうのを楽しむ姿勢で観たらいけました。
・竜がばんばん出て、呪文唱えて、よくわからない陰陽師学校をよくわからないガジェットと古書で埋めて、ヒロインは空気に合わせてですが花で彩りまくると、画面をエフェクトと色彩で煌びやかにして平安ファンタジーをやりきったのは好感度が持てます。
・画面に映すのは真実だけども非現実的な現象が事実かどうかの描写の線引きをあいまいにする手つきは、作中の陰陽師の理と合わせて上手く働いていたと思います。
・それで面白いかどうかだと人それぞれの真実じゃないでしょうか・・・
・エピソード0で若かりし頃とは言え、両親が殺されて泣く夢枕獏陰陽師版安倍晴明ははちゃめちゃに解釈違いかな・・・