THE FIRST SLAM DUNK 雑感

・公開日に観に行きました。

 ・隠し事が多いので最初は少し様子見の予定でしたが、あまりにも評判が良かったので。

  ・なお原作はご多聞に漏れず仙道ファンです。

 

 

・内容はぶっちゃけるとリョータをメインとした山王戦。

  ・他のキャラ紹介はばっさり切って、試合の位置づけの説明も最小限。

  ・存分にリョータを知れ、山王戦を観戦しろと、なんの遠慮もなく思いっきり投げつけて来ます。

  ・ボールが弾む音、流れでのスーパープレイ、時間が止まったような感覚。目の前でスラムダンクの試合をやっている――という感動は簡単には言葉に出来ません。

    ・夢のような作品でした。

 

・余分なところ――いくら名言でも説明に割く時間が多くなる谷沢関連や、よくわからなかった沢北父のコールを切ったり、野暮ったくなる時間を極力排除していました。

 

・そして付け足しの最高なことと言ったら。

  ・沢北のあれ(神社の参拝)とそれ(敗北後の廊下)。

 

・もっと音が良い環境で観るべきだったと後悔しているので、IMAXDOLBYでもう一回観て来ます。

すずめの戸締まり 感想

・公開初日の0時開演のを観て来ました。

  ・せっかくのお祭りなので。

 

・全体的には好ましい映画でした。

  ・テンポよくあっという間に住む場所から飛び出して旅に出る出だし。

    ・初めて訪れる旅先で気持ちのいい人たちと一時仲良くなる心地よさはこれぞロードムービー

  ・加えて人知れず震災を起こす"みみず"を鎮める現代伝奇と、一目惚れから始まるガールミーツボーイと、そして震災に対する地と人との鎮魂が詰められていました。

    ・東京の地下に荒ぶる神を封じ込めた大きな神殿がある、そしてそこには道路の管理扉の一つが通じていた――いやあ伝奇ですよ、伝奇。

  ・色んな要素が上手くまとまっていたり、まとまらなかったり、全部ひっくるめて面白いのですから流石の約束された娯楽大作という感じ。

  ・あと椅子が動く・走る・喋るコミカルさだけでも観ていて楽しかったです。

     ・いさましいチビの椅子の大冒険!

 

・荒ぶるものを鎮め、傷つくものを治めるのが繰り返されるのですが、その繰り返しが続いていくこそが救いとも祈りともなっていました。

  ・地震警報が鳴り響いてから本当の地震にしないように密やかに活躍する人々が昔からいて、これからもいるということのありがたさ。

  ・すずめがちょっとした手助け(みかんが転がるのを防いで)をしたので泊まらせてくれたり、すずめがヒッチハイクに乗せてもらったので手助けをするという繰り返しの人の輪。

  ・そして最後にすずめが既にかつて救われていて、だからこそ救うために立ち上がったのだと輪廻がひとつ完成する。

  ・延々と、ひとの正しいつながりが続きますように。

 

・ただ少し派手なアクション多めで、それはそれで絵は良かったのですが、ちょっと題材と食い合わせが悪かったかなとは思います。

リコリス・リコイル 13話 雑感

・この作品に対する感情の盛り上がりの推移。

  ・期待してなかったけど意外にいいじゃん→ちさたきサイコー!→ん・・・なんかエスピオナージとして残念な面が目に付くな→期待してないけどオチがいいといいな←最終回を迎える前の態度。

  ・バディ物としての好感度は高いものの、バディにかかわらない物語の設定の表現の仕方に引っかかり続けました。

    ・ガンアクションの描写そのものは良くて、そのシーンを描きたいだけであっても、そういうシーンにもっていく設定は出来れば丁寧にしてほしかったなと思う次第。

   ・例えばDAについて。少女を使った秘密組織であるのであれば、それに見合った規制と質と装備があるはずが、素人と相打ちするは、セキュリティがざるだは、情報収集がアカンと、いやー。

     ・そういうものだ――と言われれば、まあそう受け止めるべきなのですが、しっかり辻褄合わせてもバチは当たらないのではないかなと。

   ・あとキャラクタの行動が最善にならないのは当たり前ですし、ミスをするのもありなのですが、あまりにも都合が良い射撃のミスとかはちょっと冷める・・・

   ・アラン機関とか人工心臓もねー。

     ・正直、天才を集める集団は良しとして、殺しの才能はギャグかブラフだと思っていました。いやだって卓越した動体視力を使って、やらせようとすることがそれみたいな。

     ・千束の性根の良さを示しているのでしょうが、天才の使い方の浅さがね・・・

  ・また1クールでラスボスになった真島さんですが、ファーストインプレッションが今一つで、格が上がっていくのに違和感しか覚えなかったのも、ストーリーについていけなかった理由でしょうか。

 

・それで最終回なのですが、うん、うーん。

  ・ハワイで楽しそうなので、バディ物としてありとしておきましょう。

   ・9話の別れが良かったように魅せたい絵が魅力的なら良しですよ、うん。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE 雑感

・配信は既にされているのは知っていましたがお祭りということで9/25のTV放送で初視聴しました。

 

・前日譚ということで、わりかし悲劇でした。

  ・演説は何言ってんだこいつという感じだったんですが、そこからヒロインが全く無邪気にガンダムを起動させて敵を撃破してしまい、ああ、子供の無自覚な殺人に持ってくのか!とびっくりしました。

    ・いや、えげつないのでは。

  ・そして少女が覚醒してガンダムで無自覚に人を殺し、父親がガンダムで子供を救って、共に誕生を祝って歌を合唱する、そして4歳を寿ぐ4つの死の火花が散る―――はっ、最高の出だしですね!!

 

・それにしても身体の拡張からGUND-ARMにつなげ、魔女狩りへと広がる――そんな設定をはやしてシリーズになるガンダムの懐広いなあと感心した次第。

 

・そして本編学園ガンダムが始まるっぽいのですが、どんな展開されるのやら楽しみで仕方ありません。今後も極力リアタイしていこうと思います。

ONE PIECE FILM RED 雑感

・ワンピースは空島で離脱してしまったマンなのですが、色々と話題なので気になっていました。

  ・今回40億巻が復刻するとのことで9/17に観に行った次第。

 

・印象としては、なんか凄いものが通り過ぎていったという虚脱が強いですね。

  ・世界的な歌手でシャンクスの娘でルフィの幼馴染という属性が盛られたヒロイン・ウタがファーストライブをして、いろんな人の情緒をぐちゃぐちゃにして去っていきました。

  ・劇場版のボスとしてやったことはありきたりなのですが、ワンピース的な勘違いからくる善意のすれ違いと尊厳破壊エピソードがシャンクスの娘かつルフィの幼馴染でやられると、破壊力が半端なかったです。

  ・泣けないヒーローだし、幼馴染を攻撃できない男の子だった――という姿をここで見せるかーと。

  ・ルフィへの見方が変わりますし、その結論たるラストの流れも強過ぎでした。

     ・赤髭海賊団が棺の周りに立つのを見送る(つまりはルフィはウタが生きている姿しか最期まで観なかった)→ウタ後のちょっと前向きになった人を流す→イメージのウタが画面から消える→ルフィがウタを思い浮かべながら「海賊王に俺はなる」の決め台詞。

    ・そこ背負ったセリフになるって、いやあ、25年目でやることか。

 

・落穂広い

  ・MV的な映像が半分以上占めている気がします。音楽にあんまり興味がないですが、歌手は良かった気がします。

  ・ナミがルフィとウタの会話に割り込むの好き。

 

・以上。ウタは原作ではきっと出てこないでしょうが、一コマか扉絵の片隅に場末で評判のそれなりの歌手とかで幸せそうな姿を観れたらいいなって、ちょっとだけ思います。

リコリス・リコイル 9話 雑感

・千束の人工心臓がどう弄られたのかが判明し、タイムリミットが設定され、物語は重みを増していきます。

・そして最後まで穏やかな時間を過ごすなんて贅沢は誰も許さず、たきなは出来ることの最善として千束と分かれて戦うことを決意します。最初のころは思いもしなかった、DAに戻ることへのためらいを踏み越えて。

・その上での最後の日常として、たきちさのデートが挟まれます。彼女たちの時間のなんて楽しそうなことか。服の見繕いとか、水族館とか、上手く行ったり、上手くいかなかったり、過去の積み重ねが現在の関係を成立させて相方への執着を産んで。だからこそ離れて戦う――と。そんなこんなで最後の雪の公園での別れは、カメラワークもばっちり決まった非常に心に残る名シーンとなっていましたね。

・願わくばハッピーエンドが待っていますように。