江戸前エルフ 1-5話

・放映されている今期に入るまで原作を含めて作品を知らなかったのですが、その雰囲気が好きなり原作も最新刊の7巻まで一そろい買ってしまいました。

 

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・ご神体のエルフと巫女の女子高生との日常を描いているのですが、彼女たちの掛け合いが非常に楽しかったです。

  ・引きこもりでオタクのエルフをしかったりたしなめたりしながらも、敬い崇めて極力尊重するというバランスが絶妙でした。

 

・そしてエルフがご神体として生きる世界の空気感も見事。

  ・月島の神社に、不老不死の存在が確かに生きていて、「普通に生きて死ぬわたしたち」を見守っていてくれているというのはこういうことなのかという一つの理想的な形でした。

 

・これまでのストーリーの中での白眉は3話の「新米巫女と継承の儀」。Bパートで行われる継承の儀の画が最高でした。

  ・煌びやかなネオンを背にして氏子が揃った区域に足を踏み入れれば、一軒家もマンションも店も光が消えて暗闇が迎える。提灯を手にエルフと巫女が歩けば、囃子の歌が響き、そっと彼女たちを見守る姿もあれば好奇心で見下ろす子供の影がある。

    ・これぞ現代日本の片隅で息づく神秘だと感嘆しました。

       ・オチのしょうもなさもまたこの話ならではです。

 

・まだ半分も行ってないのでなんですが原作7巻あるので、是非2期もやってほしいですねー