映画ドラえもん のび太の月面探査記

・実は新ドラの映画を劇場で見たのは初になります。

 

・今回メインで活躍するガジェットは『異説クラブメンバーズバッジ』。付けた人間に異説を真だと世界にレイヤをかぶせて認識させる道具。バッジを外せば通説に戻り、異説から弾き飛ばされます。

・その道具が月に幻の兎を産み、月に隠れ住んでいた人間との出会いに結びつき、銀河を股にかけた大冒険に巻き込まれていきます。

・全体的にはまあまあでした。

 

・ただ一番の驚きは、しずかちゃんの造形がえらい美少女だったことです。こんなに可愛かったっけというぐらい、きらきらと美少女っぷりを発揮していました。モデリングを褒めたたえたいです。

 

映画『THE GUILTY/ギルティ』

 ・映画館のCMで観て、気になったので初日に観に行きました。

 


映画『THE GUILTY/ギルティ』予告編

 

・電話の通話だけで進行するサスペンスとしては成功していました。

 言葉と音をかなり練っていたと思います。

 当然予告なしに鳴る電話は誰からの送信か、主人公がおもむろにかける電話は誰に対してかが興味を誘います。断片的な台詞と足音・物音で現場で起きているのかおぼろげに伝わり想像しうる――その想像が正しいのかはまた別問題ではあるけれども――ものでした。

 

・真実に関しては・・・要はイヤミスですが、露悪的に徹底せず、人生の苦みの方に走っていました。徹底するとちょっとやばいので一応広く受けようとする映画だとこれぐらいなんだろうなあと。

 

 

 

――――――――――以下ちょっとしたネタバレ

 

 

・いろいろと酷いことが起きるのですが、主人公の行動がかなり常軌を逸しているので、毒気に感じるのはそちらに振れ過ぎていました。

 報連相のなさと、越権行為度合が異常で、え、なにしているのこの人と引いてしまうので、その結果がああなっても、そりゃそうでしょとちょっとなってしまいました。

ボヘミアン・ラプソディー

・今更観ました。

 

・映画としての出来はイマイチでした。

 

・最後のライブエイドも不満がありました。

基本的に全てあそこに集約される作りです。音楽、性的嗜好、親との確執も。でも最初のライブでマイクパフォをやって、全世界ツアーで観客と歌ったのをやって、ボヘミアンラプソディーで苦労したのをやって、全員で音頭を取る曲を作った展開なのに、最後に一部分でもwe will rock youを演奏しなかったのは美しさを欠くかなーと。

 

・でも猫が多く出て可愛かったのでそこは大いに満足しました。

上野さんは不器用 1話

・なんでもろ過して綺麗にする発明と、スクリーンで先が見えなくなる発明の2話。

 

・いきなり「おしっこ」を連呼する話をもってくるあたり判っていて作っている。

 

・動きはコミカルで声も良いし、適当に笑って楽しむのにうってつけのアニメになりそう。

ブギーポップは笑わない 1&2話

AmebaTVで視聴。

 

・エピソードとしては原作に忠実で、ビジュアルは地味というかリアル風に変更されていた。

 

・うーんと思っていたけど、1話最後でブギポと別れるあたりはちょっと盛り上がった。

 

・見続けるけど、アニメとして成功にはならない気がする・・・

SSSS.GRIDMAN 12話

・最終話。

 

・箱庭の終わり――世界の創造。

 

・かみさまにはかみさまの世界があるし、ヒーローにはヒーローの生きる世界がある。そっちはそっちで頑張れ。こっちはこっちで生きていく、というお話だった。

 そもそもが違うレイヤの存在がたまたまた触れ合っただけだから、別れは悲しいことではない。

 再会しようという願いなんて筋違いにもほどがある。

 

・だから――そう願いたくないという言葉の、なんて、哀しいことか。

 

ところで、あと色々語りたいけど、「どっかいっちゃえってこと?」が至高すぎて絶頂したので、だいたいどうでも良くなったので、ひとまずこんな感じで。

ゾンビランドサガ 7話

・サガロック回。

 

 ・純子がアイドルの在り方の変遷に悩むのだけれども、そこで巽Pがめちゃくちゃ良い味を出していた。

 「この時代に昭和アイドルの矜持をもって活動するその姿をメンバーや、ファンたちに見せてやれ」

  美しい理想を提示し、現実とすり合わせてどう解決するかを提案し、最後は自らの力で立てと鼓舞する。

 「お前があいつらにしてやれることを考えろ」

  ほんと狂乱するけど、すごいPなのでは。

 

・そして伝説になったライブ。

 かつてアイドルだった2人の少女から、これからアイドルになろうとしていた少女への、同じ立場に立ったアイドルとしての言葉。

 「最後までちゃんとして」

 「アイドルは笑顔を届けるものですよ」

  いやー、一つのアイドル論の具現として最高なのでは。

 

・それにしても「バリケード作るのはゾンビに襲われるほうじゃーい!!」にマジ爆笑した。

 

・あと最後に。

 「明日の天気予報は晴れ後曇り、所により雷雨」

  ここに秋山瑞人みを感じたのだけれどわかるだろうか。