響け!ユーフォニアム 1期11話

 高坂麗奈と香織先輩のオーディション回。

 何はともあれ圧倒的な黄前×麗奈であった。

 絆、しがらみ、重力に捕らわれようとした麗奈を自由にしたのは、神社での告白への黄前ちゃんのレスポンス。

 だってこれは愛の告白だから。

 この2人の間にはそりゃあ余人は入ってこれないわなと。

 

 しかし吉川は1期は損な役回りと言うか、ヘイトを集める役だなあ

響け!ユーフォニアム 1期8話

・お祭り回。

・ちょっとした三角関係の終わり。

・でもまあ「先輩たち距離近すぎじゃないですか」の伝説はここから始まって、そっちの方が大事。

 

・お祭りや三角関係を盛り上げてそれはそれで大事とされるけど、山の上に向かって黄前と高坂が歩きだべり、音楽を奏でる2人の関係を作り上げていく特別性と閉鎖性に非常にきゅんきゅんした。

 彼女たちの生き方とそれ以外がここで峻別された、みたいな?

運び屋

・家も愛した花も家族の絆も全て失った90歳のold manが<運び屋>になり、再度失ったものを取り戻そうしていく――

 

イーストウッド監督・主演の実話を元にした映画。

 

・前半のイカレた爺さんが運び屋をし始めるロードムービーのノリは面白かった。ラジオの歌謡曲に鼻歌を乗せ、上手いサンドイッチ屋に遠回りし、泊まったモテルに娼婦を呼ぶ。楽しそうでなによりと言うしかない有様。

 

・後半のシャレが効かなくなってからの伏線と回収のなさは実話ならではだなと。

 

・全体的に見ると映画としての出来栄えはそこそこだけど、楽しそうな爺さんにほっこり出来たので、見てよかった。

映画ドラえもん のび太の月面探査記

・実は新ドラの映画を劇場で見たのは初になります。

 

・今回メインで活躍するガジェットは『異説クラブメンバーズバッジ』。付けた人間に異説を真だと世界にレイヤをかぶせて認識させる道具。バッジを外せば通説に戻り、異説から弾き飛ばされます。

・その道具が月に幻の兎を産み、月に隠れ住んでいた人間との出会いに結びつき、銀河を股にかけた大冒険に巻き込まれていきます。

・全体的にはまあまあでした。

 

・ただ一番の驚きは、しずかちゃんの造形がえらい美少女だったことです。こんなに可愛かったっけというぐらい、きらきらと美少女っぷりを発揮していました。モデリングを褒めたたえたいです。

 

映画『THE GUILTY/ギルティ』

 ・映画館のCMで観て、気になったので初日に観に行きました。

 


映画『THE GUILTY/ギルティ』予告編

 

・電話の通話だけで進行するサスペンスとしては成功していました。

 言葉と音をかなり練っていたと思います。

 当然予告なしに鳴る電話は誰からの送信か、主人公がおもむろにかける電話は誰に対してかが興味を誘います。断片的な台詞と足音・物音で現場で起きているのかおぼろげに伝わり想像しうる――その想像が正しいのかはまた別問題ではあるけれども――ものでした。

 

・真実に関しては・・・要はイヤミスですが、露悪的に徹底せず、人生の苦みの方に走っていました。徹底するとちょっとやばいので一応広く受けようとする映画だとこれぐらいなんだろうなあと。

 

 

 

――――――――――以下ちょっとしたネタバレ

 

 

・いろいろと酷いことが起きるのですが、主人公の行動がかなり常軌を逸しているので、毒気に感じるのはそちらに振れ過ぎていました。

 報連相のなさと、越権行為度合が異常で、え、なにしているのこの人と引いてしまうので、その結果がああなっても、そりゃそうでしょとちょっとなってしまいました。

ボヘミアン・ラプソディー

・今更観ました。

 

・映画としての出来はイマイチでした。

 

・最後のライブエイドも不満がありました。

基本的に全てあそこに集約される作りです。音楽、性的嗜好、親との確執も。でも最初のライブでマイクパフォをやって、全世界ツアーで観客と歌ったのをやって、ボヘミアンラプソディーで苦労したのをやって、全員で音頭を取る曲を作った展開なのに、最後に一部分でもwe will rock youを演奏しなかったのは美しさを欠くかなーと。

 

・でも猫が多く出て可愛かったのでそこは大いに満足しました。

上野さんは不器用 1話

・なんでもろ過して綺麗にする発明と、スクリーンで先が見えなくなる発明の2話。

 

・いきなり「おしっこ」を連呼する話をもってくるあたり判っていて作っている。

 

・動きはコミカルで声も良いし、適当に笑って楽しむのにうってつけのアニメになりそう。