サイダーのように言葉が湧き上がる 雑感

・モールが町の中心で、祭りの中心の地方都市。

・内気で俳句好きの少年と、出っ歯が嫌で矯正中の配信でちょっと有名な少女とが出会うボーイミーツガール。

・ストレートで小っ恥ずかしく、良い青春恋愛映画でした。

・山桜の意味が分かる瞬間――出っ歯とコネクトししかも過去とつながると――と、その季語に託した俳句を少年が詠んだ時はきゅんきゅんしました。色気づきやがって!

・ラストの絶叫は直視困難ではありましたが、まあそれはそれ。

 

竜とそばかす姫 雑感

・not for meでした。

・ストーリーが展開するたびに評価が落ちていって観ていて非常にしんどかったです。ただ映像と音楽は劇場レベルなので、話を追わずに目の前のシーンだけを気にすればいけるのかもしれません。

ゴジラVSコング 雑感

・まさにゴジラVSコングでした。

・コングが木の槍を空に投げると空が割れるという入りは完ぺき。

・そしてこれまで倒してきた怪獣をdefeatedと×印を打ってきて頂上決戦と言う絵面を示す胡乱なOPで怪獣プロレスを思う存分やるぞという熱い意志を示しています。

・あとはひたすらどつきあい。コングがキングの座につき、光る斧を振るうとか、やり過ぎなぐらいやってのけます。

・人間パートは非常に弱いのですが箸休めなのであんなものなのでしょう。

・ただここでメカゴジラにはちょっとびっくりしました。しかも強いんだこれが。CM良く隠し通したなあと思います。

・ラストで共闘が終わり、傷だらけの体を振り絞って意味なく決着をつけるーーというスクライド的な流れになるかなと手に汗握りましたが、流石に違いました。残念。

夏への扉 ―キミのいる未来へ― 雑感

・美少女が猫を抱えているのを見せとけばいいんでしょという正解を見事に何度も踏んでくるので正しい映画でした。

・映像や展開・厳密性はかなりガバっていますが、原作もガバなのでOK。オールドアメリカンな原作を現代日本に当てはめる手腕は上手かったと思います。

・小説でリッキイが触られるのが嫌なのにほのぼのしたたちので、撫でポには辟易しましたが、まあ日本のJKとイケメンの幼馴染と設定が全然違うのでいちゃもんです。

・イケメンが酷い目にあって、走り回って、ハッピーエンド。――ちょっと観るデートムービーにはうってつけかなと思いました。