リコリス・リコイル 9話 雑感

・千束の人工心臓がどう弄られたのかが判明し、タイムリミットが設定され、物語は重みを増していきます。

・そして最後まで穏やかな時間を過ごすなんて贅沢は誰も許さず、たきなは出来ることの最善として千束と分かれて戦うことを決意します。最初のころは思いもしなかった、DAに戻ることへのためらいを踏み越えて。

・その上での最後の日常として、たきちさのデートが挟まれます。彼女たちの時間のなんて楽しそうなことか。服の見繕いとか、水族館とか、上手く行ったり、上手くいかなかったり、過去の積み重ねが現在の関係を成立させて相方への執着を産んで。だからこそ離れて戦う――と。そんなこんなで最後の雪の公園での別れは、カメラワークもばっちり決まった非常に心に残る名シーンとなっていましたね。

・願わくばハッピーエンドが待っていますように。