ゴジラVSコング 雑感

・まさにゴジラVSコングでした。

・コングが木の槍を空に投げると空が割れるという入りは完ぺき。

・そしてこれまで倒してきた怪獣をdefeatedと×印を打ってきて頂上決戦と言う絵面を示す胡乱なOPで怪獣プロレスを思う存分やるぞという熱い意志を示しています。

・あとはひたすらどつきあい。コングがキングの座につき、光る斧を振るうとか、やり過ぎなぐらいやってのけます。

・人間パートは非常に弱いのですが箸休めなのであんなものなのでしょう。

・ただここでメカゴジラにはちょっとびっくりしました。しかも強いんだこれが。CM良く隠し通したなあと思います。

・ラストで共闘が終わり、傷だらけの体を振り絞って意味なく決着をつけるーーというスクライド的な流れになるかなと手に汗握りましたが、流石に違いました。残念。

夏への扉 ―キミのいる未来へ― 雑感

・美少女が猫を抱えているのを見せとけばいいんでしょという正解を見事に何度も踏んでくるので正しい映画でした。

・映像や展開・厳密性はかなりガバっていますが、原作もガバなのでOK。オールドアメリカンな原作を現代日本に当てはめる手腕は上手かったと思います。

・小説でリッキイが触られるのが嫌なのにほのぼのしたたちので、撫でポには辟易しましたが、まあ日本のJKとイケメンの幼馴染と設定が全然違うのでいちゃもんです。

・イケメンが酷い目にあって、走り回って、ハッピーエンド。――ちょっと観るデートムービーにはうってつけかなと思いました。

シドニアの騎士 あいつむぐほし 雑感

・おおよそかなり良かったです。

・ハイブリッドで巨大個体で異形にしてヒロインになるつむぎを可愛く格好良く描けているのでその時点で勝利していました。

・あと戦闘やガジェットの描写も派手で格好良かったと思います。

・それに1期のシドニアをそこで流すかーーというところで流して大いに盛り上がりました。

・唯一の問題点はつむぎが人間になっちゃったオチが酷いことですね。あそこまで異種で盛り上げたのに最後にそれはマジないわーという感じでした。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 雑感

・ノリはガンダムというより近未来アクション映画ですが、けっこう面白かったです。

・テロ組織は体制への叛逆を目的とし反抗しがちな青春との親和性が高いのでテロリストを主人公とした青春物はそれなりにあるのですが、本作もハサウェイのテロ組織所属者のどことない青春感のあるストーリーをガンダム世界で上手く描けていました。

・映像は非常に美麗でした。

・1つ目のモビルスーツ戦の山であるモビルスーツによる市街強襲では、圧倒的な破壊力の攻撃だけではなく落下物やジャンプの噴射さえも致死的になりうる歩行者の絶望が伝わってくるぐらいに迫力がありました。

・2つ目のモビルスーツ戦の山のクスィーVSペーネロペー戦そのものは画面が暗くて正直良くわからなかったです。でも宇宙空間でクスィーを受け取る時に軌道を合わせてドッキングするのが難しい描写とか、ペネロペーから射出された捕虜を上手い具合に格納する描写とか地味な所に心くすぐられました。

Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram 雑感

・諸手を上げて良い訳ではないですが、前編からかなり持ち直しました。

 

・本筋は置いておいて、なにはともあれアグラヴェイン卿の格好良いことと言ったら。アグラヴェインの戦闘シーンとラストはお見事でした。アグラヴェインファンは必見かと。

 

・静謐ちゃんは最後まで可愛かったですし、ゴア的にも映えていたので良ヒロインでした。

 

・あとは山の翁の格が最後まで高かったのは良い事です。7章TV版はほんと許せていません。

 

・戦闘シーンは盛り上げるところはきちんと盛り上げるのですが、映像はちょこちょこあやしかったです。たまに顔が消えたり、体が不自然になっていたり。殺陣に熱中しようにも絵があやしいと見過ごせないんですよね・・・。うーん、お金かけれるんじゃないのという気がするんですが・・・。

 

・ストーリーは元が良いので、後半はグッときましたが、ところどころのクオリティ不足が非常に足を引っ張ったかと。

 

・それにしても後編見るとやっぱりステラの映像はもうちょっとなんとかならなかったのかなーと思います。前編最後の最後で、リッチな映像の詠唱ありのステラを魅せたら加算方式でだいぶ評価が上がった気がします。

 

・以上。前編とひっくるめると6章映画化は原作プレイした時の期待度以下の出来だったかと。