スクライド 17話

・副題、寺田あやせ。

・彼女が明のためにカズマの敵となる回。

・腕につけた明の心電図からして今後起こる悲劇を予想させ、その通り悲痛な経緯をたどる。

・カズマが"まだ背負っている"――と気づくのはぐっときたけれども、そこに訪れるどうしようもない終わり。背負いたいものの、背負わなくてはならなくなったものが、カズマを立たせるのだけど、辛いと誰にも言えないのが辛いよなあ。

・そして、あやせ戦後、カズマの激高と共に流れる「All I need is love」。素晴らしいタイミングで、素晴らしい挿入歌だった。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった 8話

・欲望を叶える魔法の書に捕らわれるお話。

・カタリナが肥満化するというヒロインにあるまじき振る舞いであった。

・それにしてもカタリナの欲望に対する周囲の解釈の精度が高くて吹いた。

selector infected WIXOSS 1-2話

・百合とカードゲームの組み合わせと聞いていて興味を持っていて、YOUTUBEで期間限定で公開されていたのでこれ幸いと視聴開始。

 

・1話はまだ顔見世・導入だったけど、2話でだいぶ作品の色が出てきた。

・・・・何というか、出てくる女子高生がみんな不安定だなと。

・「あんたが何考えているか判らない!」という糾弾をされ、おお確かに主人公は変だと鑑みて思ってしまった。

 ――家族を大事にし、礼節は保たれているけれども、何かが欠けている。

 その欠落の源が恐らくはフラッシュバックで、きっと今後より露わになっていくのだろう。

・ただその他のキャラも皆どこかしら歪んでいて、その歪みが武器になったり、弱点になっていくのかなと。

・なんか厄厄しい話になりそうだなーとわくわく観続けます。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった 1-6話

・原作はweb小説時代から好きで、一迅社アイリス版も既読。

バンダイチャンネルで視聴。

・全体的に良い出来で、肩の力を抜いて楽しく視られました。

・主人公のカタリナが愛すべきキャラになっていて、周りがカタリナを好きなのが判るという、原作の雰囲気をきちんと出していました。

 ・とりわけ好きなシーンは以下。

f:id:pub99:20200517215547j:plain

(5話 9:46)

 5話でカタリナが好きな人という女子トークを試みた時に、全員がカタリナを挙げた場面。愛されキャラだなあと良く判る演出でした。

・やはり百合ですね、百合。

 

・好きな作品なので、一迅社アイリス版の挿絵といい、このアニメといい、メディアミックスに恵まれて嬉しい限りです。

 

・7話はオリジナル回らしく、そちらも楽しみにしています。

ミッドサマー

twitterのTLで話題になっていたので、ミーハーなので観に行きました。

・怖い・外に出たくなったなどという文字を見たのでかなり身構えて行ったのですが、あまりそんなことはなく。

・予想以上にホラーというよりもカルト系のムービーでした。

・主人公が家族を失った喪失感と離れ行く彼氏というストレスを、カルトに取り込まれ/カルトを取り込んで、自分なりにストレスから解放された過程を描いていっていました。

・ただ恐怖というのは緩急の差が必要なのはわかりますが、立ち上がりは悪い意味でゆったりとしすぎていました。全体的にも間延びしており、上映時間2時間超えは無駄が多かったです。

www.youtube.com

 ぎゅっと詰まったCMは面白そうだったんですがねー。

 

・絵面も明るくスプラッタなカルトとして普通でしたし、結局あんまり面白くなかったです。熊のあたりはちょっと持ち直したかなと思いましたが、時すでに遅し。

・なおモザイクはかかるタイミングがよくわかりませんでした。最初からならわかりますが、なんで最後のフィニッシュのあのタイミングだけ?  これはシェイプオブウォーターでも思ったことですが。