ラーゼフォン19話

・傑作回と聞いてはいて身構えて観た。そしてまあ、やっぱり震えた。こいつは凄い。今までは時々良くても大筋では微妙だったが、この回は素晴らしい。

・枠としてはよくあって、ヒロインとの逃避行から、ヒロインが知らぬ間に敵になっていて殺してしまう――という展開だけど、その戦いの描き方がキレキレだった。

・エモーショナルと言い換えてもいい。

・敵を攻撃するたびに流れるテロップと傷つく生身のヒロイン。そして止めを刺した後に、横を見るとビルに自らの名前があり――斃した相手の正体を知る。

・非情で、非常に素晴らしい視聴体験だった。

・衝撃波で街灯がメッセージになるというエフェクトも最高。

・これは確かに歴史に残すべき回だった。

・が、これをやって、これから更に盛り上がるのだろうか。